2024年12月21日( 土 )

外出自粛減り、伸び率は低下~流通主要8社 6月既存店売上高

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 これまでに出揃った主要8社の6月既存店売上高は、コロナ禍による巣ごもり消費が続き、6社が前年同月比(以下同)プラスだった。イオン九州が4カ月ぶりに増収に転じた。マイナスの続いていたイズミも、ゆめタウンのテナントの営業再開でマイナス幅は1.7%と5月から24.3%から大幅縮小した。一方で、マルキョウが1.2%減になるなど、コロナ特需一巡の兆しも出ている。

 イオン九州は総合スーパーが6.0%増、ホームセンターが25.3%増えた。商業施設のテナントが営業再開したことで客数も1.1%減まで回復した。

 ただ、増加率はミスターマックスHDが16.8%から15.7%、コスモス薬品が15.2%から10.5%、マックスバリュ九州が8.8%から4.3%になるなど前月から低下した。外出自粛ムードが薄れ、家庭内での飲食が減り始めた可能性がある。

 食品スーパーでは“ポスト・コロナ”を懸念する声も出ている。「今の状態は実力でない。コロナが終わった後の反動減が心配」(リテールパートナーズ経営企画室)。

※この記事は有料記事です。全文を読むには「流通メルマガ」の申し込みが必要です。
※「流通メルマガ」試読申し込みフォームはコチラ >>

流通メルマガのご案内

 流通メルマガは沖縄を除く九州地区の食品スーパー、ドラッグストア、ディスカウントストアなどの小売業の情報を、土日祝日を除く毎日タイムリーに配信しています。現在、1カ月間に限り、無料で配信させていただきます。無料試読希望者は、下記のメールフォームからお申し込みください。
※「流通メルマガ」試読申し込みフォームはコチラ >>

関連記事