西部ガス 9月から「みまもりサービス付き家庭用ガス警報器」を販売
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西部ガス(株)は9月1日から、見守りサービス機能が付いた家庭用ガス警報器の販売を開始する。
同社ではこれまで、家庭向けにガス漏れや不完全燃焼による一酸化炭素(CO)の発生などを知らせる警報機を販売してきたが、高齢者世帯や親の留守中に家で過ごす子どもの安否確認に対する需要の高まりに応えることを目的に、取り扱いを始める。
「みまもりサービス付き家庭用ガス警報器」は、AI(人工知能)技術を搭載した家庭用ガス警報器「快適ウォッチSMART(スマート)」と、ガス警報器と通信接続する「コネクトセンサー」をセットで販売するものだ。「快適ウォッチSMART」は、ガス漏れや不完全燃焼による一酸化炭素発生などの従来の警報機能に加え、新たにIoT技術を活用した機能が搭載している。自宅のWi-Fiに接続することで、スマートフォンの専用アプリで外出先から宅内の警報状況を確認ができるほか、「コネクトセンサー」を使用することにより、「簡易セキュリティサービス」「生活みまもりサービス」「帰宅確認サービス」「熱中症・乾燥注意サービス」の4種類のサービスを提供する。
「簡易セキュリティサービス」は、コネクトセンサー(センサー端末)が、玄関や窓の開閉を検知すると専用アプリに通知し、ガス警報器から威嚇警報音を鳴らすことができるものだ。「生活みまもりサービス」は、設定した生活時間帯にトイレや洗面所などの扉の開閉が検知できなかった際に専用アプリに通知するもので、高齢者などの家族の安否を確認に利用できる。
「帰宅確認サービス」は、ランドセルやバッグなどにコネクトセンサーを入れておき、センサーが帰宅を検知したときに、専用アプリに通知する仕組みだ。「熱中症・乾燥注意サービス」は、熱中症の危険性が高まる温度・湿度やインフルエンザにかかりやすい温度・湿度になったときに、コネクトセンサーが検知して専用アプリに通知するというものだ。
コネクトセンサー1個につき、上記の4つのなかから1つのみまもりサービスを選んで利用できる。たとえば、女性の一人暮らしであれば「ガス・CO洩れ通知」+「簡易セキュリティ」でコネクトセンサー1台を利用するなど、利用者のニーズに応じてサービスを選べる仕組みになっている。
「みまもりサービス付き家庭用ガス警報器」の価格は、使用するコネクトセンサーの台数によって異なる(以下すべて税込)。
【警報器とコネクトセンサー1台のセット】リース価格:月額770円、販売価格:31,350円
【警報器とコネクトセンサー2台のセット】リース価格:月額990円、販売価格:42,350円
【警報機とコネクトセンサー3台のセット】リース価格:月額1,210円、販売価格:53,350円「快適ウォッチSMART」は、スマートホームサービスの提供に必要な判断を行うルールベースAIが搭載しており、アップデートを行うことで生活環境をより快適にするサービスの提供を目指していく。
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