【抗ウイルス物質松かさリグニン(1)】COVID-19を迎撃する植物性IgA(特殊なポリフェノール)に大きな希望
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アトピアクリニック院長 稲葉 葉一 氏
DEVNET INTERNATIONAL ASSOCIATIONより、極めて強い抗ウイルス作用を持つ物質「松かさリグニン」に関する稲葉氏の論考を提供していただいたので、掲載する。
今、スペイン風邪以来のパンデミック感染症であるCOVID-19によって、全世界が瀕死の状態になりつつあります。このパンデミック感染症はある程度予期されたものであったにもかかわらず、現在に至るまでその対応がうまくいっていません。
ワクチンは特異的にこのウイルスを抑え込むことができるのですが、例え開発に成功しても、今回の感染症には間に合わない確率が非常に高いことに、我々医療関係者は気づいています。それは豚インフルエンザのときに痛感した事態です。ワクチンは比較的早く開発できたのですが、供給に時間がかかりすぎて、我々医療機関の関係者用にさえ供給されることなく収束してしまい、結局一般の方がこのワクチンを使うことはほとんどできませんでした。
この経験から、COVID-19のワクチンが開発されても、それから我々医療機関に従事する者に対して届くまで最短で1年前後かかるでしょうし、その後にようやく一般患者用にワクチンが供給されるため、最終的に開発後病院でワクチンを一般の患者さんが使えるまでに、最短でも2年前後はかかるでしょう。つまり感染は収束段階、あるいはすでに終息してしまった後に供給されることになるかもしれません。また、その間にウイルスが変異してしまい、最初からやり直しとなる可能性ももちろんありえます。
このことから、ワクチンに頼っていてはいけないと考えられます。ワクチンは、ほかの手段がうまくいかなかったときのリスクヘッジ程度に考えた方が賢明だということです。
それでは比較的短期間のうちに一般患者に供給できるものは何かといえば薬です。効果があるとなれば一気に大量生産することが可能なためです。ところが効果がある薬剤がなかなか見つかりません。
そのなかでも、我々はある特殊なポリフェノールが、薬よりも確実かつ安全にインフルエンザやエイズに効くことを実験で確認しており、実際に食品として食べています。この特殊なポリフェノール「植物性IgA」がインフルエンザと同じRNAウイルスであるCOVID-19に効果があると推定して、サプリメントとして製造を開始したところです。
(つづく)
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