パチンコメーカーの攻勢続く、ホールとの取引検討も
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パチンコメーカーのホールに対する攻勢が続いている。ホールに旧基準機の撤去を遅滞なく進めさせることで、新基準機の導入を促進させたい考えだ。
旧基準機の撤去スケジュールに関しては、当初2021年1月末までとされていたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的に実施された営業自粛の影響を鑑み、21年11月末までに延長された。これにともない、業界団体である「パチンコ・パチスロ産業21世紀会」は旧基準機の取り扱い(撤去スケジュール)について決議。会員・組合員のホールに決議内容の遵守を求めている。
【業績概要:単位/百万円】
メーカーも各ホールに対してこの決議内容を遵守するよう求めており、パチンコ「必殺仕事人」でお馴染みの京楽産業.(株)や、スロット「ジャグラー」で知られる(株)北電子、パチンコ「ルパン三世」が人気の(株)平和が、ルールを守らないホールに対する取引内容の検討(新基準機の販売や、保証期間経過後の部品供給など)を表明している。
遊技人口の減少に歯止めがかからないなか、新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的とした費用負担(飛沫防止ボード設置など)も先行するホールと、新基準機の開発・販売を推し進めざるをえないメーカーとのせめぎ合いが続く。
【代 源太朗】
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