山佐、スロット販売事業から撤退

　スロットメーカーの山佐（株）は、山佐グループ内で遊技機事業の再編を実施。これまでスロットの販売を手がけていた山佐産業（株）は遊技機事業から撤退し、山佐はスロット製造のみ継続する。
　今後、スロットの開発・製造・販売は2019年5月に設立された、山佐の完全子会社、山佐ネクスト（株）（岡山市南区、佐野 詳一代表）に集約する。

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　山佐に限らず、スロットに関しては各メーカーが改正風営法に則した新基準機の販売に苦戦している。そこに、今回のコロナ禍が追い打ちとなり、主要顧客であるホールの財布の紐はさらにかたくなっている。各メーカーは販売戦略の見直しが必須の状態にあり、再編はさらに加速するものと考えられる。

【代　源太朗】