9月30日の日経平均～前日比▲353.98円の2万3,185.12円

【表1】を見ていただきたい。日経平均株価の推移表である。

～この表から見えるもの～
◆今日30日の日経平均株価（終値）は、前日比▲353円98銭の2万3,185円12銭（-1.50％）で取引を終えた。
◆新型コロナウイルス感染拡大前の1月31日の日経平均株価は2万3,205円18銭であり、その株価に近い終値だった。
◆今日の日経平均株価は、新型頃ウイルスの感染拡大の影響を大きく受けた20年3月末の日経平均株価に対して、＋4,268円11銭（＋22.56％）と大幅に上昇している。

【表2】を見ていただきたい。九州地銀の株価推移表である。

～この表から見えるもの～
◆日経平均株価の大幅な下落を受けて、九州地銀（含むFG・FH）の株価も下落している。
・ふくおかFGは前日比▲112円の1,764円（前日比-5.97％）。3月末比+333円（+23.27％）となっている。
・九州FGは前日比▲17円の493円（前日比-3.33％）。3月末比+80円（+19.37％）。
・西日本FHは前日比▲19円の732円（前日比-2.53％）。3月末比+122円（+20.00％）。
・北九州銀行を傘下に置く山口FGは前日比▲28円の683円（前日比-3.94％）。3月末比+71円（+11.60％）。
・大分銀行は前日比▲75円の2,435円（前日比-2.99％）。3月末比+528円（+27.69％）。
・宮崎銀行は前日比▲96円の2,400円（前日比-3.85％）。3月末比+15円（+0.63％）。
・佐賀銀行は前日比▲66円の1,307円（前日比-4.81％）。3月末比+159円（+13.85％）。

＜まとめ＞
　明日10月1日、ふくおかFG傘下の十八銀行と親和銀行が合併して十八親和銀行が誕生し、九州地銀は17行となる。2021年3月期末まで残すところ6カ月となったが、はたして、菅政権が進める地銀の経営統合に手を上げる銀行は出るのだろうか。

【（株）データ・マックス顧問　浜崎裕治】