2024年12月21日( 土 )

リテールとMrMaxは大幅増益 上場4社2021年2月期予想

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 上場4社の2021年2月期決算は、巣ごもり消費の恩恵を受けるリテールパートナーズとミスターマックスHDと、グループ2社を合併したイオン九州が増収増益になるが、イズミは減収・小幅増益と明暗が別れる。

 リテールとミスターマックスHDは8月中間期で増収大幅増益を達成したが、下期は期初予想を据え置く。両社ともコロナ禍の動向を見通せないことを理由に挙げる。通期予想は期初予想に上期の計画超過分を上乗せしたが、それでも前期比の経常増益率はリテールが34.2%、ミスターマックスHDは109.7%増と2倍になる。中間期の通期予想に対する進捗比率はリテールが78.4%、ミスターマックスHD77.6%で、下期の稼ぎが大きいことから上振れする可能性が高い。

 イズミは下期の売上回復を見込み、通期の減収率は中間期の11.8%から5.7%に縮小する。ただ、経常利益は減益見通しで、通期の増益率は3.8%と中間期の17.5%から低下する。集客テコ入れで宣伝販促などの経費が増加に転じるためと見られる。中間期の進捗率は営業収益が46.5%、経常は50.1%。

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