従業員の立場をとるか、消費者の立場をとるか~どちらが評価を受けるのであろうか!
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今年の新年も、元旦から商戦が開始された。百貨店も然り、スーパーの覇者であるイオンも元旦にオープンした。消費者からみれば元旦は時間を潰す場所がないため、元旦の初売りは買い物に便利というよりも暇つぶしには便利である。
ところが、逆の戦略を取るスーパー店舗も現れ始めた。昨年まで1月2日に「正月の大稼ぎ」をしていたマルキョウ野方店の前を通過しようとしたら、店の照明が真っ暗であった。店の正面まで近づくと、「元旦、2日は休業。3日からオープンします」と張り紙が貼ってあった。マルキョウを含めた(株)リテールパートナーズは元旦と一般参賀の2日間を休むことにしているのである。
「なるほど、時代の流れだな」と察知した。時代の流れとは(1)世間は十分に休暇を取ろう、(2)従業員にも、正月は休んでもらおうというものである。流通小売店の従業員の方々にとって、新春に休養できることは念願であった。消費者も利口になったため、当然、正月休みを選択した業者にエールを送ることであろう。
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