
(自民党福岡県連HPより)
久留米市選出の福岡県議会議員、原口剣生氏(66)が新型コロナウイルスに感染していたことがわかった。現在久留米市内の病院に入院中で、関係者によると容体は安定しており、早ければ今週中に退院する見込みだという。自民党所属の県会議員は7日までに、原口県議を含めた5人の感染が確認されている。
自民党福岡県議団会長の原口県議は、第61代県議会議長(2011~12年)も務めた実力者。年末に肺炎で受診した際に新型コロナウイルスの陽性反応が出たため入院していた。感染が確認された福岡県議では他に樋口明県議(福岡市南区/50)も2017年に第67代議長を務めており、現・吉松源昭議長(糟屋郡/52)を含めて県議会議長経験者が3人、新型コロナウイルスに感染したことになる。
原口県議は12月23日に久留米市内のホテルで県政報告会を開催しており、感染が確認された樋口県議も出席していたことがわかった。県政報告会では赤外線サーモグラフィーで出席者の体温をチェックしたうえで、約1,000人収容可能なホールを使って出席者の距離を保つなどの感染防止策を講じていた。県議会関係者によると、約400人が出席していたとみられる。
23日の県政報告会に出席した樋口県議は28日に、吉松議長を含めた4人で会食しており、会食した4人全員の感染が確認されている。
自民党福岡県連は、所属議員が新型コロナウイルスに感染した場合の報告義務などを特に設けておらず、原口会長の感染については「報道で知った」と話している。
【特別取材班】
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