リテールパートナーズ第3四半期、経常2倍強に急増 利益は通期予想を超過

　リテールパートナーズの第3四半期（2020年3～11月）連結決算は巣ごもり消費で営業収益が前年同期比6.2％増加、経常利益は2.15倍に急増した。

　特売が減り粗利益率が24.08％と1.32ポイント改善された。4～5月の緊急事態宣言でチラシを自粛したことなどで販管費の伸びが3.3％にとどまったことも利益を押し上げた。

　21年2月期の予想は据え置く。営業収益は前期比3.3％増の2,363億円、営業利益39.9％増の62億5,000万円、経常34.2％増の70億円、当期純利益89.7％増の42億5,000万円の見通し。利益はいずれも第3四半期で通期予想を超えており、計算上は第4四半期で赤字を見込むことになる。

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