老化すれば時流に乗られず
-
コンパニオン業界の雄である某社は、今まさに青息吐息のありさまだ。新型コロナの影響で仕事の依頼がこなくなった。幸いに蓄えがあるため、急場を凌げてはいる。ただ、打開策としてさまざまなビジネスにチャレンジしているが、今のところ目立った成果は見られない。
同社の社長が自虐的に語る。「45年前は怖いもの知らずだった。当時、コンパニオン派遣という仕事はなかったが、必死でこの仕事に飛びついた。たまたま時流に乗ることができたおかげで業界のトップに立てた」。コロナ禍を経験し、頭の中では「新しい世の中の到来がそこまできている。それはわかっている」という。しかし、長期にわたり培ってきた思考・発想・行動のパターンが災いし、新たな時代の息吹をうまく感じられなくのなっているようだ。
「やはり、誰もが時代の変化に取り残されるという鉄則からは逃れられないようだ。もう引退を決断する潮時なのかな」と悶々とした日々を送っている。
関連キーワード
関連記事
2024年11月20日 12:302024年11月11日 13:002024年11月1日 10:172024年11月22日 15:302024年11月21日 13:002024年11月14日 10:252024年11月18日 18:02
最近の人気記事
2024年11月18日 15:30
2024年11月17日 06:00
2024年11月18日 16:00
2024年11月15日 11:40
2024年11月7日 15:20
おすすめ記事
まちかど風景
2024年11月18日 16:30
- 優良企業を集めた求人サイト
-
Premium Search 求人を探す