2024年11月23日( 土 )

山口FG役員の派閥と深い愛校心について

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 山口フィナンシャルグループ(FG)の内部関係者から、下記の通り耳寄りなトピックスが入ってきた。

 「ちょっとおもしろい話を耳にしました。8月に山口FG執行役員に復帰した平中啓文ですが、福田進取締役(常勤監査等委員)の推挙という噂です。2人は山口高校の先輩後輩の関係です。田舎の地銀では高校閥があるのはよくある話ですが、山口銀行は山口、下関西、徳山あたりが高校閥です。吉村は下関西高校の出身で、山口高校はやや影が薄くなっていました。ちなみに、椋梨は広島の城北高校(サッカー部)で、高校閥はありません」。

 「平中はFG執行役員リテール事業本部長から小郡支店長に実質降格させられ、直近では北九州銀行執行役員福岡支店長を務めていました。今回の内部告発で重要な役割をはたしたのではないかとの見方も出てきているようです…」。

 「山口高校の150周年事業の高額寄付者に福田、平中とも名前があるので愛校心はあるのでしょう。しかし、銀行が一高校の周年事業に600万円も寄付するってどうなのでしょうね。大多数の預金者が納得するとは思えないのですが」。

   昨今、同社・福田取締役がクローズアップされている。多方面にアンテナを張りめぐらし派閥を最大限活用するなど、老獪な戦略が際立っている。お金回りも良好で、福田氏が同社のキングメーカーであると有力視されている。

【特別取材班】

関連キーワード

関連記事