2024年11月24日( 日 )

徹底したこだわりで 地域の「住まいづくり」に貢献

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西武ハウス(株)

住む人の視点に立ち 「快適な住まい」を提供

西武ハウス モントーレマンション 福岡に根差した独自のネットワークを駆使した情報力と、経験豊富なスタッフのきめ細やかなサービスにより、地元顧客に愛され続けて38年――。1983年8月に創業、85年7月に法人化された西武ハウス(株)は「モントーレマンション」を供給する福岡のマンションデベロッパーとして高い知名度を誇っている。

 同社がマンション分譲を本格的に開始したのは90年からで、その後は一貫して「モントーレ」シリーズのマンションを供給してきた。

 企業理念に「時代(とき)を越えて残るものを」を掲げており、ブランド名「モントーレ(壁時計・置時計の意)」は、企業理念に由来する。バブル崩壊とリーマン・ショックを乗り越えた数少ない地場デベロッパーであり、福岡で初めて住宅性能表示制度に対応した分譲マンションを発売するなど、とくに品質へのこだわりが強い。業界からの評価は高く、2012年には「モントーレセントラルベイコート」で福岡市から耐震性表彰を受賞。15年には、(一社)全国住宅産業協会から優良団地表彰を受賞するなど、数々の実績を誇っている。

 現在はモントーレ香椎浜マンションプロジェクトの最終章として建設された超高層タワーマンション「モントーレ香椎浜サーフタワーセンターコート」(福岡市東区香椎浜3丁目、地上32階、総戸数587戸)の販売に注力している。同物件は、民間分譲マンション単棟と単独事業者としての供給数はともに九州最大規模を誇り、「2020年(1月〜12月期)福岡県・分譲マンション販売実績ランキング」(住宅流通新報社調べ)の実需型部門で19年に続き2年連続で第1位を獲得した。

西武ハウス モントーレマンション

「顧客の幸せを第一に」 全社員に受け継がれる思い

 20年3月には豊福祐右氏が代表取締役社長に就任し、前社長・豊福清氏は代表取締役会長と新体制に変わった。豊福祐右社長の「お客さまが永く快適に過ごしていただけるように、住まいづくりには常に『ものづくりへのこだわり』と長期的な視点が欠かせません。お客さまの一生の財産に関わっているという心構えを社員一同、忘れることなく『つくり手が住みたくなる住まい』を追求していくことが大切です」という言葉からは、顧客の幸せを第一に考えてきた豊福清会長の創業時の思いがしっかりと承継されているのがわかる。そしてこの思いが社員たちにも浸透しているからこそ、顧客から頼られる、選ばれ続ける存在になっている。

豊福 祐右 社長
豊福 祐右 社長

 消費税率引き上げにともなう消費の冷え込みやコロナ禍により不透明な経済環境が続いているが、豊福祐右社長は「このような状況ですので、急に大きな変化をもたらすような考えはもたず、堅実に足元を固めていく時期だと考えています。時代のニーズに対応していくために社員間の情報共有をさらに密にし、皆で学んでいくスタイルを確立していきたい」という。

 また、今年5月に「モントーレ香椎浜プレミアムギャラリー」を、同1月に完成した「モントーレ香椎浜サーフタワーセンターコート」内販売センターへ移転したほか、新たな物件である「モントーレ室見ステーションスクエア」(福岡市早良区室見1丁目、地上19階、総戸数71戸)の販売を9月上旬からスタートさせる。

 「6月19日に開催した『事前案内会』では多くの反響をいただいています」(豊福祐右社長)。駅前で利便性に優れた立地でありながらも室見公園や室見川など自然の豊かさも実感できる住環境に加えて、洗練された美を追求したシャープなフォルムと端正な外観は顧客から好評を得ているようだ。

 「都市をデザインする」という観点をもち、大型物件から中小規模のマンションまで幅広く手がけてきた同社。今後も福岡をより良い街にしていくため、魅力的なコンセプトをもったこだわりの住まいを提供し続けていくだろう。

【藤谷 慎吾】


<COMPANY INFORMATION>
代 表:豊福 祐右
所在地:福岡市中央区長浜3-16-6
設 立:1985年7月
資本金:5,000万円
TEL:092-718-0075
URL:https://seibuhouse.co.jp

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