「道の駅」と一体の宿泊特化型ホテル~23年春以降、九州の4カ所で開業
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大手住宅メーカー積水ハウス(大阪市)は10月29日、米大手ホテルのマリオット・インターナショナルと進める「トリップ・ベース道の駅プロジェクト」の宿泊特化型ホテル『フェアフィールド・バイ・マリオット』を22年春から23年秋にかけて8道県14カ所で建設、計1,184室を提供すると発表した。
すでに6府県15カ所で営業中の計1152室(うち1カ所99室は22年3月開業予定)に次ぐ「セカンドステージ」との位置付け。プロジェクトの主体として新たに設立された特定目的会社(SPC)「(同)ニューツーリズム・トリップベース2号」に資本参加してホテル開発を手がける。
九州では、福岡県うきは市の「福岡うきは」(3階建て51室、延床面積2000m2)、佐賀県嬉野市の「佐賀嬉野温泉」(4階建て84室、3400m2)、熊本県阿蘇市の「熊本阿蘇」(5階建て93室、3400m2)、鹿児島県垂水市の「鹿児島垂水」(6階建て95室、3600m2)の4県4カ所。
開業予定は23年春に鹿児島垂水、23年夏に福岡うきはと佐賀嬉野温泉、23年秋に熊本阿蘇。同社は23年秋以降も建設を進め、25年には26道府県で約3000室に拡大するとしている。
同プロジェクトは、国交省が主に地方の国道沿いに登録する「道の駅」隣接地にホテルを建てて宿泊サービスのみを提供、食事や土産物は「道の駅」を使ってもらい、地域経済の活性化を狙う。
【南里 秀之】
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