2024年12月23日( 月 )

日経平均株価2万8,000円割れ(11月30日)

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 【表1】の通り、11月29日のニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、前日比+236.60ドルの3万35,135.94ドルと上昇。南アフリカで確認された新たな変異ウイルスの対策としてアメリカで経済活動が制限されることへの警戒感が和らいだことによる。

【表1】
【表1】

 その流れを受けて、【表2】の通り、30日の東京市場の日経平均株価は、前場中ごろ前日比380円ほど高い2万8,600円台を付けたものの、後場に入ると下げに転じ、終値は前日比660円34銭安の2万7,821円76銭(-1.63%)となり、2万8,000円を割って取引を終えた。

【表2】

 【表3】は九州地銀(FG・FH含む)の株価推移表である。
・ふくおかFGは前日比▲27円の1,838円(同比-1.45%)。3月末比は▲261円(-12.43%)。
・九州FGは前日比▲2円の380円(同比-0.52%)。3月末比は▲95円(-20.00%)。
・西日本FHは前日比▲10円の682円(同比-1.45%)。3月末比は▲113円(-14.21%)。
・北九州銀行を傘下に置く山口FGは前日比▲2円の621円(同比-0.32%)。3月末比は▲115円(-15.63%)。
・大分銀行は前日比▲9円の1,680円(同比-0.53%)。3月末比は▲474円(-22.01%)。下げ幅と下落率が一番高いのが目に付く。
・宮崎銀行は前日比▲2円の1,952円(同比-0.1%)。3月末比は▲385円(-16.47%)。
・佐賀銀行は前日比+27円の1,408円(同比+1.96%)。3月末比は▲68円(-4.61%)。

【表3】

<まとめ>
日経平均株価は3日連続の下げで11月末の取引を終えている。九州地銀の株価も全行21年3月末の株価を下回っている。今日から師走。2021年の日経平均株価および九州地銀の株価はどのような動きを見せるのだろうか。

【(株)データ・マックス顧問 浜崎裕治】

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