本日（5日）の日経平均は微増～九州地銀7行は上昇

【表1】の通り、4日（日本時間5日午前6時）のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、前日比+214.59ドルの3万6,799.65ドル（0.59％増）と高値を更新。12月31日から3連騰し3万7,000円台をうかがう流れとなっている。
　一方、今日5日の東京市場における日経平均株価の終値は【表2】の通り、前日比+30円37銭の2万9,332円16銭（同比0.10％増）で今日の取引を終えている。
【表3】は九州地銀8行（FG・FH含む）の株価推移表である。
◆ふくおかFGは前日比+38円の2,032円（同比1.91％増）。2021年3月31日（期末）比は▲67円（-3.19％）。
・九州FGは前日+7円の431円（同比+1.65％増）。同3月末比は▲44円（-9.26％）。
・西日本FHは前日比+14円の765円（同比1.86％増）。同3月末比は▲30円（-3.77％）。
・北九州銀行を傘下に置く山口FGは前日比+12円の696円（同比1.75％増）。同3月末比は▲40円（-5.43％）。
・大分銀行は前日比+30円の1,917円（同比1.59％増）。同3月末比は▲237円（-11.00％）。下げ幅および下げ率とも7行中一番高い。
・宮崎銀行は前日比+4円の2,121円（同比0.19％増）。同3月末比は▲216円（-9.24％）。
・佐賀銀行は前日比+14円の1,483円（同比0.95％増）。同3月末比は+7円の（0.47％増）。7行のなかで佐賀銀行だけが、2021年3月31日の株価を上回っている。

＜まとめ＞
　今日5日の日経平均株価（終値）は、同3月末比+153円36銭とプラスとなっているものの、九州地銀のなかでプラスとなっているのは佐賀銀行だけとなっている。はたして、期末日までに何行がプラスに転じるのだろうか。

【（株）データ・マックス顧問　浜崎　裕治】