2024年11月22日( 金 )

シノケンG、22年期は2桁増収を予想

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 シノケングループ(東証ジャスダック)が21年12月期の決算発表を行った。売上高は963億円(前期比1.2%増)、経常利益は89億円(5.1%増)、最終利益は60億円(同0.9%増)を計上した。ゼネコン事業を筆頭に、エネルギー事業、不動産セールス事業などが増益を牽引した。

 22年12月期は売上高1,100億円(同14.1%増)、経常利益95億円(同6.4%増)、最終利益63億円(同4.8%増)と増収増益を予想する。不動産セールス事業では3月に上場予定のREITが新たな販売チャネルとなるほか、運用手数料も収益に加わる。期末時点で4万2,210戸を数える賃貸管理やLPガス販売などとともに、ストック収益の強化も引き続き図っていく考え。

 同時に、シノケンファシリティーズを存続会社、シノケンアメニティとエム・ワイ・ユウ管理を消滅会社とする吸収合併も発表された。グループ会社間の組織再編で効力発生日は4月1日。

【永上 隼人】

関連記事