シノケンG、22年期は2桁増収を予想
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シノケングループ(東証ジャスダック)が21年12月期の決算発表を行った。売上高は963億円(前期比1.2%増)、経常利益は89億円(5.1%増)、最終利益は60億円(同0.9%増)を計上した。ゼネコン事業を筆頭に、エネルギー事業、不動産セールス事業などが増益を牽引した。
22年12月期は売上高1,100億円(同14.1%増)、経常利益95億円(同6.4%増)、最終利益63億円(同4.8%増)と増収増益を予想する。不動産セールス事業では3月に上場予定のREITが新たな販売チャネルとなるほか、運用手数料も収益に加わる。期末時点で4万2,210戸を数える賃貸管理やLPガス販売などとともに、ストック収益の強化も引き続き図っていく考え。
同時に、シノケンファシリティーズを存続会社、シノケンアメニティとエム・ワイ・ユウ管理を消滅会社とする吸収合併も発表された。グループ会社間の組織再編で効力発生日は4月1日。
【永上 隼人】
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