【日経平均株価】再び2万7,000円割れ　九州地銀の株価は？

【表1】は東京株式市場における日経平均株価の推移表である。今日21日の日経平均の前場は、ウクライナ情勢をめぐる警戒感から一時前日比▲573.07円の2万6,549.00円と大幅な下げとなったものの、その後、米ホワイトハウスが、「バイデン大統領がプーチン・ロシア大統領との首脳会談を原則として受け入れた」と発表したことを受けて、下げ幅は縮小。

　今日の日経平均株価は、前日比▲211.20円の2万6,910円87銭（前日比（-0.78％）で取引を終えている。終値としては2月15日の2万6,865円19銭に次ぐ、2万7,000円割れとなった。

【表2】は九州地銀の株価推移表である。
◆前日比プラスは、西日本FH・宮崎銀行・佐賀銀行の3社。同比マイナスはふくおかFG・九州FG・北九州銀行を傘下に置く山口FG・大分銀行の4社で、高安まちまちの動きとなっている。

◆21年3月31日と今日21日との株価比較表を見ていただきたい。
・昨年3月末比プラスはふくおかFG・西日本FH・佐賀銀行の3社。同比±0は山口FG。同比マイナスは九州FG・大分銀行・宮崎銀行の3社となっている。

　あと残り40日足らずで22年3月期末を迎えるが、【表3】、【表4】の通り、コロナウイルスの感染拡大が続くなか、九州地銀7行（含むFG・FH）の株価はどのような動きを見せるのだろうか。

【（株）データ・マックス顧問　浜崎裕治】