2024年12月23日( 月 )

【倒産】(株)山一観光(大分)

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 (株)山一観光(大分県日田市)は1日、大分地裁日田支部から破産手続開始決定を受けた。負債総額は23億5,000万円。

 申請代理人は柿木大弁護士(弁護士法人おおいた市民総合法律事務所日田事務所、大分県日田市田島2-1-20、TEL:0973-25-5445)。破産管財人は梅木自敬弁護士(弁護士梅木哲法律事務所、大分県日田市中央2-6-30、TEL:0973-22-2625)。

 同社は1976年7月に設立されたホテル運営業者。天ヶ瀬温泉郷で観光ホテル「みるき~すぱサンビレッジ」を運営。韓国や台湾、中国からの観光客などによるインバウンド需要もあり、2017年4月期には4億3,000万円の売上高を計上していた。

 しかし、20年に入り、新型コロナウイルス感染拡大の影響に加え、同7月には豪雨災害が発生、温泉街が被災し利用客が激減した。21年4月期の売上高は約7,000万円まで減少し、その後も業績改善の見通しが立たないことから事業継続を断念、今回の措置となった。

業種 ホテル経営
所在地 大分県日田市天瀬町赤岩108-1
登記上 大分県日田市天瀬町桜竹534-2
設立 1976年7月
資本金 1,000万円

関連キーワード

関連記事