芝浦グループ、首都圏初の太陽光発電付マンション建設へ
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首都圏初となるニューガイアシリーズマンション
芝浦グループホールディングス(株)は1日、神奈川県川崎市幸区で「ニューガイア川崎(仮称)」の新築工事の地鎮祭を行った。ニューガイア川崎は、ニューガイアシリーズで首都圏初となる全戸個別供給型の太陽光発電付の賃貸マンション。地鎮祭には、芝浦グループのほか、取引先や関係者など約30人が参列した。
地鎮祭では、土地の守り神である天照皇大神の祭儀を行い、工事の着工にあたって土地の繁栄、工事の無事、事業の発展を祈願した。地鎮之儀では、同社の代表取締役会長兼CEO・新地哲己氏と代表取締役社長・新地洋和氏が「苅初之儀」、(株)ニューガイア代表取締役・松本久仁氏が「鍬入之儀」、芝浦建設(株)代表取締役・藤松信弥氏が「鋤入之儀」を行った。
本社(福岡)にも会場を設け、参列者はスクリーンに映し出された川崎会場の映像と音声に合わせ祈念した。
全戸個別供給型太陽光発電付の賃貸マンション
芝浦グループが全戸個別に電力を供給できる太陽光発電システムを搭載したマンションを初めて手がけたのは、今から約17年前のことだ。同グループは太陽光発電付マンションの建設におけるパイオニア的な存在であり、ニューガイア川崎は26棟目にあたる。
ニューガイアシリーズでは、マンションの屋上に太陽光パネルを敷き詰め、それを各世帯に割り当てることで、戸建住宅のように発電や電力の利用を個別に管理できる。オール電化を用いることで、太陽光で発電した電力を暮らしのなかで使い、足りない分だけ電力を購入する仕組みだ。電力が余れば、売電することもできる。
オール電化についてはヒートポンプ給湯器のエコキュート、IHクッキングヒーターを採用している。そのため同シリーズのマンションでは、毎日使う電力の自給率を上げられるほか、居住者にとっては光熱費を減らせることも差別化につながっている。
ニューガイア川崎の所在地である川崎市幸区は、東京都心部へのアクセスが良く、通勤や通学の利便性が良いことで知られる。川崎市は住民の平均年齢も若く、子育て世代が多いことも特徴だ。最寄りの交通機関を利用した場合、品川駅までの所要時間は約50分。最寄り駅は川崎市の玄関口ともいえるJR川崎駅や、大型商業施設が充実したJR武蔵小杉駅となっている。
地鎮祭を終えたニューガイア川崎はこの後、工事着工となる。芝浦グループはこれを皮切りに、首都圏に同シリーズのマンションを広めていく予定としている。
■ニューガイア川崎(仮称)
<所在地>
神奈川県川崎市幸区南加瀬2862、2863
<概要>
鉄筋コンクリート造の地上6階建、敷地面積1,791.83m2、延床面積4,289.59m2、全50戸
<間取り>
1~3LDK
<竣工予定>
2023年2月
<事業主>
芝浦グループホールディングス(株)
<建築主>
(株)ニューガイア
<設計監理>
芝浦建設(株)一級建築士事務所
<施工>
芝浦建設(株)【石井 ゆかり】
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