2024年12月23日( 月 )

福岡地所、バイオメディカル分野を開拓~サイフューズと業務資本提携へ

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 福岡地所(株)(福岡市博多区、榎本一郎代表)は、(株)サイフューズ(東京都文京区、秋枝静香代表)との間で業務資本提携に関する基本合意書を締結した。

 これにより、福岡地所は再生・細胞医療分野および教育分野などの、バイオメディカル事業を通じた地方創生を加速させる。

 両社は今後、大学や他企業との連携を促進するための小規模の賃貸オフィスやラボの開設を行う予定で、将来的には、バイオメディカル分野の研究・開発に取り組む企業や、ライフサイエンス企業が集積した、バイオメディカルコミュニティ構想を構築することで、福岡のさらなる発展を後押しする。

福岡地所 バイオメディカル分野を開拓

 福岡地所は今後の展開に関して、「福岡からユニコーン企業が絶えず生まれるスタートアップエコシステムの形成を目指し、新たな価値を生み出す可能性を秘めた若手起業家の発掘・育成等を行うほか、成長分野への出資等を通して、まちの発展に貢献していきたいと考えます」と述べている。

<COMPANY INFORMATION>
福岡地所(株)

<所在地>
福岡市博多区住吉1-2-25
<代表者>
榎本 一郎
<設立>
1961年7月19日
<事業内容>
オフィスビル・商業施設・マンション・ホテル・物流施設などの企画・開発他

(株)サイフューズ
<所在地>
東京都文京区本郷2-27-17
<代表者>
秋枝 静香
<設立>
2010年8月11日
<事業内容>
再生医療等の製品の研究・開発・製造・販売
人工足場材料を使用せず細胞のみで立体的な組織を作製する独自の基盤技術(バイオ3Dプリンティング)を自動化・搭載したバイオ3D プリンタ「Regenova (R)(製品名:レジェノバ)」および「S-PIKE (R)(製品名:スパイク)」を開発・販売するとともに、この基盤技術を活用した3D 細胞製品の各種受託を行っている。

【代 源太朗】

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