運営受託の京都のホテル「moksa」が開業～IMD Alliance

    「白金茶房」など飲食・宿泊施設を運営するIMD Alliance （株）（福岡市中央区、麻生宏代表、以下、IMD）の合弁会社Good Life & Travel Company（株）（福岡市中央区、麻生宏代表、以下、GLTC）が運営業務を受託するホテル「moksa（モクサ）」（京都市左京区）が京都八瀬の地において3月30日にオープンした。

　館内施設にはさまざまな工夫が凝らされており、多くの現代アート作家の作品がしつらえられている。苔庭を眺めるお茶カウンター「帰去来（ききょらい）」では、薬膳茶・中国茶／台湾茶・日本茶を楽しめる。レストラン「MALA（マーラ）」は京都の奥座敷・大原をはじめ近郊でとれる旬の食材を用いた薪火料理を中心に提供しており、朝食は和食・洋食・養食朝食の3つから選ぶことができる。

　サウナ「蒸庵（ジョウアン）」にもこだわりが見られる。蒸庵は、実家がサウナの聖地と呼ばれる「サウナしきじ」の娘、笹野美紀恵氏プロデュースによるもので、3つのプライベート空間が用意されている。

　「moksa」とは、サンスクリット語で“解脱”や“解放”を意味する言葉。京都八瀬は壬申の乱で傷を負った大海人皇子の傷を癒すために村人が献上した“八瀬の窯風呂”を起源とする療養地だという。

　「moksa」のコンセプトは「再生」。「moksa」は正にそのコンセプトが由緒ある地で体現された、身体も心も休めることのできる施設といえる。

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