ソフトバンクG、4~6月期は過去最大3.1兆円の赤字
2022年8月9日 14:09
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ソフトバンクグループ(株)(東京都港区、孫正義代表)は8日、2023年3月期第1四半期(22年4~6月)の連結決算を発表した。最終利益が3兆1,627億円の赤字(前年同期は7,615億円の黒字)で、四半期決算では過去最大の赤字額となった。同社は22年1~3月期も2兆1,006億円の赤字を計上しており、2四半期連続の赤字。売上高は前年同期比6.3%増の1兆5,720億円だった。
決算説明会で同社の孫正義代表は「ソフトバンク創業以来、これだけ大きな赤字を四半期で2回連続、合わせて5兆円の赤字を出した。反省し、戒めとしたい」と述べ、大幅赤字の要因に世界的な株安と急速な円安を挙げた。
傘下の投資ファンド「ビジョン・ファンド」の四半期の投資損益は2兆9,350億円の赤字で、累計の投資損益はピーク時の7兆945億円から1,122億円にまで落ち込んだ。今後はビジョン・ファンドを中心に運営コストの削減、新規投資の厳選を行うとしている。
【新貝 竜也】
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