西鉄と福岡農高が共同開発　「太宰府梅サイダー」販売

　西日本鉄道（株）は16日、西鉄沿線の活性化・魅力向上を図る「縁線プロジェクト」の取り組みとして、福岡農業高校の生徒が収穫・加工した梅のシロップを使用した「太宰府梅サイダー」を発売した。

    製造に携わる福岡農業高校では、梅研究科の生徒がシロップをはじめとした梅の加工に取り組んでおり、この取り組みは今年で7年目。なお、今年からは、太宰府市が進める「令和発祥の都太宰府『梅』プロジェクト推進事業」のロゴがあしらわれるなど、デザインが刷新されている。

　同サイダーの売上金の一部は、新型コロナウイルスの影響を受けた地元事業者への支援につなげるため、「企業版ふるさと太宰府応援寄付」を活用し、寄付するという。

【新貝 竜也】