2024年11月22日( 金 )

イタンジ、原状回復工事の発注・管理システムの提供を開始

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 IoTの活用で、不動産取引の省力化・効率化を推し進めるイタンジ(株)は23日、賃貸物件の原状回復工事の発注・管理を支援する新サービス「内装工事くん」の提供を開始すると発表した。東京・神奈川・埼玉・千葉の1都3県から順次、サービスの提供を開始していく。

 不動産管理会社は入居者の退去時に壁紙の張り替えやクリーニング、補修工事などの原状回復工事を行う。工事業者への依頼に始まり、金額交渉や工事工程の確認など、その都度、電話やFAX、メールでのやり取りが必要となるため、相応の時間を費やすことになる。

 「内装工事くん」は、工事の発注や工程・必要書類の管理をオンライン上で一元支援。提携工事業者とのやり取りもオンライン上で可能となり、不動産管理会社と工事業者の双方の作業負担を軽減する。

 イタンジが提供する賃貸住宅のウェブ更新・退去システム「更新退去くん」とデータ共有することで、管理会社は工事発注や見積もり、立ち合い依頼に必要な情報なども工事業者に引き継ぐことが可能となる。

イタンジのオンラインサービスでシームレスな不動産取引を実現
イタンジのオンラインサービスでシームレスな不動産取引を実現

▼関連記事
今後3年間で不動産賃貸仲介流通市場の最大手へ 「セルフ内見」のITANDI(前)

【代 源太朗】

関連記事