2024年09月03日( 火 )

今日11日の【日経平均株価】2万8,000円台回復~九州地銀の株価はまちまち

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【表1】の通り、今日朝に終わった10日のニューヨーク市場で、ダウ平均株価は前日比+1,201.43ドルの3万3,715ドル37セント(前日比+3.70%)と大幅に上昇し、3万3千ドル台を回復した。

◆ダウ平均株価の上昇を受けて、今日11日の東京株式市場における日経平均株価は【表2】の通り、前日比+817円47銭の2万8,263円57銭(前日比+2.98%)と2万8千台を回復して取引を終えている。

◆【表3】を見ていただきたい。九州地銀7行(FG・FHを含む)の株価は高安まちまちの動きとなっている。
◆ふくおかFGは前日比▲89円の2,472円(前日比-3.48%)と大幅な下げとなっている。今日、ふくおかFGと福岡中央銀行はそれぞれ取締役会を開き、両社が経営統合を目指すことで基本合意したと発表したことが株価下落の要因と見られる。
・一方、西日本FHは前日比55円増の806円(前日比+7.32%)と大幅な上昇となっている。ふくおかFGと福岡中央銀行との経営統合の発表が今後経営にプラスとなると見られたようだ。
・九州FGは前日比±0の385円(前日比0.0%)。
・北九州銀行を傘下に置く山口FGは前日比-6円の780円(前日比-0.76%)。
・大分銀行は前日比5円増の1,796円(前日比+0.28%)。
・宮崎銀行は前日比8円増の2,236円(前日比+0.36%)。
・佐賀銀行は前日比4円増の1,514円(前日比+0.26%)。

<まとめ>
 九州地銀7行(含むFG・FH)のうち、前日比プラスとなっているのは西日本FG、大分銀行、宮崎銀行の3行となっている。目立つのはふくおかFGと福岡中央銀行との経営統合の影響で西日本FGの株価が大幅に上昇し、北九州銀行を傘下に置く山口FGの株価を上回ったことだ。九州地銀の経営統合は今後、ますます本格化することになりそうだ。

【表1】2022年11月の日経平均株価推移表
【表2】2022年11月の九州地銀7行(FG・FH含む)株価推移表
【表2】2022年11月の九州地銀7行(FG・FH含む)株価推移表
【表3】2022年11月のダウ平均株価推移表
【表3】2022年11月のダウ平均株価推移表

【(株)データ・マックス顧問 浜崎 裕治】

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