明治安田生命福岡ビル跡地の複合施設、来夏オープンへ

　三菱地所グループの（株）ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ（東京都千代田区、水村慎也社長）、ならびに明治安田生命保険相互会社（同、永島英器社長）は、明治安田生命福岡ビル跡地で建設中の複合施設を、2023年8月にオープンすると発表した。

　また、同時に同施設の名称も発表され、ホテルの名前が「ザ ロイヤルパーク キャンバス福岡中洲」、イベントやコンベンションが開催可能な多目的ホールの名前が「明治安田ホール」となることが明らかとなった。

　建築物の概要は、地上14階建てで、高層部がホテル、低層部が博多川に面した良好な水辺環境を生かして、街に開かれた緑化バルコニー・テラスといった、憩いの場となる。

　また、地上部の公開空地ピロティは、エリアの回遊性向上に寄与する歩行者空間でありながら、地域のイベントの舞台にも利用可能な、ヒト・モノ・コトをつなげる交流拠点としても存在感を発揮する。

　ザ ロイヤルパーク キャンバス福岡中洲は、ミレニアル世代をターゲットとしたライフスタイルホテルブランド、CANVASラインとしては九州初出店となる。福岡市における商業集積地、天神中心部にも近い昭和通り沿いに面しており、福岡市地下鉄・中洲川端駅から徒歩2分程度と、ビジネスでもレジャーでも便利な立地条件を備える。

【代　源太朗】