2024年12月22日( 日 )

流通業界、市場変化の臨界点(16)

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業態際の崩壊

コンビニのチルドカップコーヒは自販機に大きな影響を与える<

コンビニのチルドカップコーヒは自販機に大きな影響を与える

 業態崩壊のわかりやすい例を、コンビニのチルドコーヒーに見てみよう。上の図は、コーヒー販売のポジションを示したものである。

 大手コンビニが予定している今年のチルドコーヒー販売量は、19億杯余り。国民1人が年間15杯飲むことになる。この影響を受けるのは、もちろん価格帯が重なる自動販売機である。
 自販機の缶コーヒー販売額は年間8,000億円前後とされているが、コンビニコーヒーはその平均単価を120円として、販売額は年間約2,300億円。昨年度の3倍前後の数量になる19億杯という数値が実績として現実になると、自販機はその売上の4分の1を奪われることになる...(⇒つづきを読む)

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