2024年12月22日( 日 )

中国市場商材提供セミナー大好評

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 8月20日、データ・マックスで「中国市場商材提供セミナー」が開催され、37名が参加した。講師には、中国に納豆市場を生み出した(株)丸美屋の生産部長・米澤健志氏と中国市場において参入企業の支援を行っている、丸来貿易(上海)有限公司執行董事の久保幸夫氏を招いた。

 米澤氏は中国大連にある(株)丸美屋の100%子会社「大連美屋食品有限公司」で責任者を務めた経験を持つ。会社設立の経緯や設立当初の状況について苦労話を交えながら説明した。米澤氏は「中国でのビジネスのコツは、人と人との関わりにある」と断言。中国市場ですでに実績を持つ米澤氏の話に、参加者は熱心に耳を傾けていた。

丸来貿易(上海)有限公司の久保幸夫氏<

丸来貿易(上海)有限公司の久保幸夫氏

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(株)丸美屋の米澤健志氏

 久保氏は、中国市場参入のノウハウを披露した。中国進出の注意点などを具体的に説明したうえで、中国工商銀行が運営するショッピングサイト「ICBC」やDGI上海市スーパー販売イベントを紹介。「販路開拓のパートナーとしてサポートしていく」と述べ、出品を呼びかけた。

 両氏は、「中国人の中国製品に対する不信感の高まりから、メイドインジャパン商品が評価されている。中国市場に漕ぎ出すなら“今”が契機」と口をそろえて締めくくった。

 

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