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データ・マックス主催で5回目となる劇団わらび座(秋田県、今村晋介代表)公演「いつだって青空」が5日、アロクス福岡シンフォニーホールで開催された。
「いつだって青空」は女子体操教育の草分け・井口阿くり(いのくち・あくり)をモデルにした物語。良妻賢母が是とされた時代に女子体操の普及にむけ悪戦苦闘する姿が描かれる。今日我々が直面するジェンダーや戦争、ダイバーシティなどの課題と正面から向き合う姿が共感を呼ぶ内容となっている。全身全霊を注がれた90分にわたる歌とダンスに約500名の観客が魅了され、時折笑い声やすすり泣きが漏れるなど完成度の高さがうかがわれた。
主演の鈴木潤子さんや共演の三重野葵さんは、「逆境にある私たちを応援し続けて下さる福岡の皆さまには感謝しかない。これからも作品を通して恩返しをしていきたい」と決意を新たにしていた。

【鹿島 譲二】
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