2024年12月23日( 月 )

アビスパ スポンサー1,000社へ!

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avispa J2のアビスパ福岡は、8月26日にスポンサーが800社に達成したと発表した。現時点でのスポンサーは842社で、前年の同時期と比較して5倍の数値であるという。1,000社のスポンサーまであと158社となり、達成が確実視されてきた。

 トップチームのリーグ戦の成績は、第30節を終了し13勝8敗9分勝点48の第5位。J1自動昇格も射程圏内の位置にいる。先日23日のファジアーノ岡山戦は、1-0で惜敗したものの、全体的には好調さを保ちながら、チーム力が向上してきている。トップチームの活躍ぶりとともに、ユースやアカデミーの各カテゴリーの選手らの積極的な育成活動と、ホームタウン推進グループによる小学生以下のスクールによる普及・育成活動が以前よりも増して実施されている。
 また、ブラインドサッカー(視覚にハンディを持つ人と健常者が力を合わせてプレーするため、音と声のコミュニケーションによるフットボール)の推進と普及を先頭に立って行う。さらに、スポンサー企業・団体とイベントの共同開催を行うなど、地域貢献や社会貢献活動をフィールドとフロントが一丸となって、日々行っている。

 福岡の地元のスポンサー企業によると「アビスパの営業の方々が、丁寧にクラブとしてのビジョンや目指している経営の方針を伝えてくれる。福岡の一企業として地域の財産でもあるアビスパを、心から応援している」「営業の方々のコミュニケーションもキチンとしており、迅速かつ分かりやすい情報公開が良い。今のアビスパの状況が鮮明で、スポンサーやサポーターにとってとても有り難い」とアビスパの地域貢献活動やスポーツ振興への姿勢に対して、高く評価する声が多い。それにともない、スポンサー企業の関係者におけるトップチームの試合を観戦する機会が増えたという。その観戦についての感想を聞くと、プレイヤーの最後まで諦めず全力で挑んでいること。相手チームより貪欲に走り、身体と心を張ったプレーを全員が行っていること。エキサイティングな試合でワクワクすることなど、現在のリーグ戦の成績を反映した声が聞かれる。

 いつに達成するとは断言できないが、9月には1,000社のスポンサーが集結するのではないだろうか。現在進行形や検討中の企業が数多く存在すると推察される。ひとり一人がチケットを買ってスタジアムへ足を運ぶこととともに、スポンサー企業の支援があれば、アビスパ発展と上昇の原動力になる。応援するチームが元気であればサポーターも活気づくだろう。よってますますスポンサー企業の輪が広がることは、福岡全体の気運を高める一役を担うことにもなる。
 今度の試合は、第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会1回戦8月30日(日)レベスタで午後4時キックオフ。東海大学熊本との対戦。学生相手なので、走り負けないことが大切である。

【河原 清明】

 

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