3名の社長による軽快なクロストーク~「とよ唐亭の看板おじさんが本出しちゃいました~出版記念トークイベント」開催
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テイクアウト専門の唐揚げ店「博多とよ唐亭」の真っ赤な看板でお馴染みの「指差しオジサン」こと、(株)喰道楽の代表取締役社長・豊永憲司氏が2月に自身の本を出版したことを記念して、2月19日(日)に「六本松 蔦屋書店」(六本松421・2F)で出版記念トークイベントを開催した。
イベントタイトルは、その名も「とよ唐亭の看板おじさんが本出しちゃいました~出版記念トークイベント」。豊永社長のほかに、ゲストとして博多を代表するもつ鍋店「元祖・もつ鍋楽天地」の水谷崇社長と、こちらも博多を代表するとんこつラーメン店「博多一幸舎」の吉村幸助社長の2名が登場。唐揚げ、もつ鍋、ラーメンと種類は違えども、同じ飲食業界に身を置く3名の社長による軽快なクロストークが繰り広げられた。なお、司会・進行は、エフエム福岡のラジオ番組「Hyper Night Program GOW!!」などでラジオパーソナリティとして活躍する田代奈々氏が務めた。
トークショーでは、「飲食業を始めたきっかけ」や、「過去最大のピンチ」「専門店である強み」「同業他店で好きな店」「食材に対するこだわり・取り組み」──等々、さまざまなテーマで話が振られ、それに答えるかたちで進行していった。
たとえば、「ほかの2社に対する自分なりの意見」というテーマを振られると、「一幸舎さんはいくつかのブランドを展開されていますが、個人的には『一幸舎総本店』の味が一番好きなので、こちらに特化されたほうが良いんじゃないかな、とは思いますね」(とよ唐亭・豊永社長)や「とよ唐亭さんは、出店場所を選ばず出店できるあのビジネスモデルは、すごくうらやましいなと思いますね」(一幸舎・吉村社長)など、それぞれに対して忌憚のない意見が続出。なかには、「一幸舎さんのラーメン、すごく好きなんですが、年齢のせいか、最近はちょっと塩味がきつく感じてしまいますね」(楽天地・水谷社長)という意見に対して、「実は私もなんです(笑)。私が27歳のときにつくった味なので、今の我々の年齢にはきついかもしれませんね。ただ、だからといって、きちんとターゲット層がありますから、私の年齢に合わせて味を変えるわけにもいきません」(一幸舎・吉村社長)と返すなど、終始笑いも交えながら、和気あいあいとトークショーが繰り広げられた。
3名によるトークショー終了後には、質問の受け付け、希望者に対して本へのサインや写真撮影なども行われながら、会は盛況のうちに幕を閉じた。
【坂田 憲治】
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