2024年11月17日( 日 )

九州地銀の23年3月期第3四半期(22年12月期)決算検証(1)

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 【表】は、九州地銀(18行)の23年3月期の第3四半期(22年12月期)決算発表の推移表である。昨年は17行だったが、ふくおかFG傘下のみんなの銀行(新しい形態の銀行)が加わり18行となった。
 2022年12月期のトップは昨年同様、ふくおかFGおよび傘下の4行(福岡銀行・熊本銀行・十八親和銀行・みんなの銀行)で、1月31日(火)。一気に4日早めている。昨年は北九州銀行を傘下に置く山口FGとふくおかGの2金融グループが2月4日でトップだった。
・2位は2月3日(金)で、北九州銀行(山口FG傘下)。
・3位は2月6日(月)で、西日本シティ銀行・長崎銀行(西日本FH)の2行。
・4位は2月7日(火)で、福岡中央銀行・宮崎太陽銀行の2行。
・5位は2月8日(水)で、宮崎銀行・南日本銀行・佐賀共栄銀行の3行。
・6位は2月10日(金)で、佐賀銀行・筑邦銀行・豊和銀行の3行。
・7位は2月13日(月)で、肥後銀行・鹿児島銀行(九州FG傘下)と大分銀行の3行。
・これで九州地銀18行(含むFG・FH)の22年12月期の決算単信が出揃った。
 曜日の関係もあり、全体では1日早い決算発表日となっている。

<まとめ>
 たかが決算発表日との見方もあるが、この発表日の裏には、それぞれの銀行(含むFG・FH)の経営体質が隠されているといえるのではないだろうか。23年3月期の本決算発表日が待ち遠しい。

【表】九州地銀の第3四半期(12月期)の決算発表日
【表】九州地銀の第3四半期(12月期)の決算発表日

(つづく)

【(株)データ・マックス顧問 浜崎 裕治】

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