2024年12月22日( 日 )

研究開発次世代拠点「いとLab+」が4月8日開業へ

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 大和ハウス工業(株)と西部ガス都市開発(株)は4月8日、福岡市西区九大新町に研究開発次世代拠点「いとLab+」(いと・らぼ・ぷらす)を開業する。ダイハツ九州(株)所有地と市有地を活用した研究開発棟などからなる施設。福岡市や九州大学など産学官連携による研究開発・交流の拠点としてはもちろん、地域住民の集いの場となることも期待されている。

いとLab+完成予想図
いとLab+完成予想図

研究開発棟

 延床面積約9,000m2の研究開発棟には、レンタルラボ32室とレンタルオフィス31室、コワーキングスペース、会議室などが設置される。大企業からスタートアップ企業まで幅広い業種・規模の企業が入居できる。さまざまな研究開発に対応できるよう、部屋の分割や拡張も可能。レンタルラボは101.49~133.84m2で、オフィスは40.08~163.41m2となる予定。

商業棟

 書籍販売のみならず、イベントスペースや飲食店も備えたライフスタイル提案型書店「九大伊都 蔦屋書店」、ベーカリー、学習塾、観葉植物店など8店舗が出店する。近隣住民の交流の場としても活用可能。

フードホール「ITO GRAND」

 炭火や薪火で焼き上げる肉料理のイタリアン「RODEO&cafe」や、東京・恵比寿の和食店「米ル~土鍋ごはんとお万菜~」など 8 店舗が出店する。ルーフトップの「ITO SKY」ではバーベキューを楽しむことができ、少人数はもちろん、大勢での利用も可能。

物販棟

 家具・インテリアの EC サイト「LOWYA(ロウヤ)」初となる実店舗が入居する。また、(株)学生情報センターが管理運営する賃貸住宅棟は、家具・家電付きワンルームマンション(537戸、約18m2、約20m2、約28m2)で、食堂や交流ラウンジも備える。

【寺村朋輝】

関連記事