2024年11月20日( 水 )

「ふくおか会館」の優先交渉権者、西鉄に決定か

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 東京都千代田区の「ふくおか会館」の優先交渉権者に西日本鉄道(株)(福岡市)が選ばれそうだ。3月29日に閉館した「ふくおか会館」の跡地利用に関しては昨年11月から事業者の公募が行われ、複数のホテル運営業者が応募。福岡県は今年9月に優先交渉権者を決定する予定だった。

公募条件(福岡県)
募集対象物件 
(1)土地
  所在:東京都千代田区麹町1丁目12番1
  地目:宅地
  面積:2,469.74平方メートル(実測) [約747.09坪]
(2)(参考)現在の建物
  用途:ホテルふくおか会館及び福岡県東京事務所
  建築時期:昭和54年3月(築35年)
  規模:地上4階地下1階、延床面積 4,556.54平方メートル、ホテル客室数 84室

事業の基本的な条件
(1)事業概要
県はふくおか会館敷地を一般定期借地契約により70年間事業者に賃貸し、事業者は借地上に新たな施設を建設し、管理運営を行います。
福岡県東京事務所は事業者が借地上に建設する新施設の一部を賃借して入居するものとし、新施設の建設期間中は近隣に仮事務所を確保するものとします。
(2)土地の貸付料
  応募者が提案を行う年間借地料の最低価額は2億円/年とします。
(3)既存建物の撤去
  現在の建物は、事業者の負担で取り壊しおよび撤去を行うものとします。
(4)地元業者の参加促進
  地元企業が応募者または協力業者である場合には審査において加点します。
(5)新施設の名称ならびに新施設における県PR、情報発信機能について
  施設名には「ふくおか」、「fukuoka」等を付すことを条件とします。
  また、東京事務所内に設置する福岡県のPRスペース以外に、施設の他の部分において福岡県をPRする機能の提案を求めます。
  なお、県産品使用の飲食店の提案があった場合は審査で評価します。

事業者選定の方法
 公募により事業者を募集し、外部有識者及び県職員で構成される選定委員会の審査において最上位に選定され、最終的に県が決定した応募者を優先交渉権者とします。
 選定委員会では、応募者から提案を受け付けた借地料、施設計画、事業収支、県PR機能等の内容について審査を行います。

 

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