2024年11月22日( 金 )

不動産の電子契約解禁から1年、イタンジの電子契約くんが躍進

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 昨日18日は、不動産取引の電子契約が解禁されてからちょうど1年の節目だった。書面の電子化により、印紙税の納付が不要となるなど、電子化のメリットを実感した不動産業者も少なくないのではないだろうか。

 IoTの活用で、不動産取引の省力化・効率化を推し進めるイタンジ(株)は、不動産関連電子契約システム「電子契約くん」を介した2022年度(22年4月1日~23年3月31日)の年間電子契約件数が、約8万7,000件に到達したと発表した。約124万枚の紙の削減に寄与した計算となる。

イタンジ 電子契約くん

 イタンジの電子契約くんは、賃貸住宅の入退去に関する契約締結(賃貸借契約や更新契約、駐車場契約、さらには火災保険契約など)をオンラインで完結させることが可能なシステム。同社が提供する不動産関連WEB申込受付システム「申込受付くん」を導入し、併用運用することで、各種契約情報の重複記入などの手間を削減し、最短当日に契約を締結することができる。

 電子契約くんの契約社数は約500社(23年1月末時点)に到達し、利用者数は現在も増加し続けている。

▼合わせて読みたい
“ウィズコロナ”の世界で不動産テックは根付くのか(前)」

【代 源太朗】

関連記事