2024年12月22日( 日 )

雷山ゴルフ倶楽部、会員権預託金の永久債化を通知

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 福岡雷山ゴルフ倶楽部(株)(福岡県糸島市、瀬川政幸代表)は4月、会員向けに「会員権預託金の永久債転換についてのお願い」を送付した。

 同書類によれば、これまで会員権預託金については、前年度利益の2分の1を原資として預託金の償還を希望する会員に応じてきた。しかし、同ゴルフ場は開業27年を迎えるにあたり、クラブハウス内外の施設や設備の老朽化に対する修繕や更新の費用、ならびにDX化への投資や、コースクオリティ向上のための改造や修繕など、ゴルフ場としての価値を高めていくために資金確保が必要であり、今後、預託金を永久債に転換することによって資金確保を図るという。

 会員預託金が永久債に転換された場合、預託金が返還されるのはゴルフ場会社が解散した場合に限られることとなり、ゴルフ場が営業している限りは変換されないことになる。ただし、永久債に転換されても、会員権に付属するプレー権ならびに、会員権を市場での売買、譲渡、相続などは従前どおりで変わりはない。また、永久債化することで資金を確保し、ゴルフ場の価値を高めることが会員権の市場価値にも反映して、会員の利益確保にもつながるとしている。

 詳細は「会員権預託金の永久債転換についてのお願い」ならびに「永久債転換についてのQ&A」を参照のこと。

【寺村朋輝】

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