2024年12月26日( 木 )

大手門で続くマンション開発 三菱地所やサムティも

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 都心のオアシス、大濠公園や舞鶴公園の近接地であり、商業集積地区の天神も徒歩圏に収める福岡市中央区大手門。都市部の利便性を享受しながら、緑を身近に感じられる同エリアでは、間断なくマンション開発が続いている。

 市の中心部を東西に横断する昭和通り沿いにある、大手門2丁目のコインパーキングでは、三菱地所レジデンス(株)による「(仮称)福岡市中央区大手門2丁目計画」が進む。建築物の概要は、RC造19階(地下1階)建ての、ワンルーム外66戸。設計を(株)Gデザインアソシエイツが担当し、2024年2月頃の着工を予定している。

福岡市中央区大手門2丁目計画、建設予定地
福岡市中央区大手門2丁目計画、建設予定地

 そこから昭和通り沿いに大濠公園方面に進んだ先の、大手門1丁目では、2棟のマンション開発が進行中。1つは、サムティ(株)による「(仮称)サムティ中央区大手門1丁目」。建築物の概要は、RC造15階建てのワンルーム外56戸。着工は11月頃を予定している。

サムティ中央区大手門1丁目建設地
サムティ中央区大手門1丁目建設地

 もう1つは、西部ガス都市開発(株)による「(仮称)大手門1丁目計画」。建築物の概要は、RC造10階建てのワンルーム36戸。着工は8月頃の予定という。

大手門1丁目計画建設地
大手門1丁目計画建設地

 大濠公園と舞鶴公園を一体的に整備する「セントラルパーク構想」も動き出しており、近接地である大手門エリアではいま、将来への期待感が高まりを見せている。

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【代 源太朗】

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