2024年12月25日( 水 )

グリーストラップ清掃・汚泥処理の№1実績 衛生インフラ管理で都市の商業活動を支える

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エコアス(株)

施設に欠かせない給排水設備衛生管理で、ビル・商業施設を強力にサポート

エコアス(株) 大澤清和社長
エコアス(株)
大澤 清和 社長

    エコアス(株)は給排水設備の衛生管理事業を中心に、汚泥(産廃)処理、水処理、環境分析におよぶ総合的なビジネスモデルを確立している。2004年設立の同社は、長年にわたって積み上げてきた技術と実績により、「エコアスに相談すれば大抵のことは対応してくれる」と顧客から厚い信頼を得る。とくに九州北部地域においては、「汚泥処理ならエコアス」といわれるほどの高い評価を獲得している。代表取締役・大澤清和氏は、「毎日、電話・メールで、お問い合わせや相談がきます。我々は汚泥処理を中心とした衛生管理で、皆さまの事業運営をサポートいたします」と自信を見せる。

 エコアスは、とくにグリーストラップの清掃事業で九州一の実績を誇る。グリーストラップとは、厨房から出る排水に含まれる油やゴミ(野菜くずや残飯など)が直接下水道に流れ出すのを防止するために、業務用の厨房に設置が義務付けられている「油脂分離阻集器」のことだ。エコアスは九州北部地域を中心にそれらの清掃・管理を行い、大型ビルや商業施設等の衛生インフラを支える、まさに縁の下の力持ちである。同社は福岡市産業廃棄物処分業許可をはじめとして、産業廃棄物収集運搬業許可と優良産業廃棄物処理業者認定を、沖縄を除く九州全県と山口県から受ける。

 同社の顧客は数多におよび、福岡県内在庁の各行政庁舎、大学、病院、ホテル、工場、大手商業施設までありとあらゆる施設の衛生管理に携わる。最近あらたに管理を請け負った施設としては、たとえば、天神ビジネスセンター(福岡地所(株))がある。現在、福岡都心部で進行中の「天神ビッグバン」プロジェクトでは、航空法の高さ制限が緩和されたことでビルの建替えが進み、大型のオフィスと商業施設を備えた複合ビルが次々と建設されているが、大型施設への集合化や建替えは本社にとって大きな追い風だ。大型施設の運営を支えるには衛生インフラの管理は欠かせない。同社は、長年培った実績と信頼によって、天神ビッグバンの皮切りとなる天神ビジネスセンターをまず押さえ、着実に顧客を広げつつある。

 エコアスの事業は飲食店などを擁する商業施設やビルには欠かせないサービスである。飲食業界などにとって基幹インフラにあたる同事業は、安定的な需要と収益が見込めるため、事業基盤は盤石である。

廃棄物ゼロ(ゼロエミッション)を
実現する、汚泥処理のプロフェッショナル

エコアスの排水槽清掃の流れ
エコアスの排水槽清掃の流れ

 同社は汚泥処理の専門業者として、有機性汚泥、無機性汚泥のいずれにも対応し、福岡市内で唯一の有機性汚泥専門のリサイクルプラント「固液分離式有機性汚泥脱水処理施設」を運営する。脱水処理(中間処理)には、最新鋭のスクリュープレスを利用して、安定した高度脱水処理を実現する。同プラントは福岡市内の交通要所である博多区月隈に位置しており、多くの収集運搬業者がスピーディーかつ効率的に廃棄物を運び込む体制を整えている。

 あらゆる現場と顧客ニーズに応えるために、吸引風量毎分80m3を誇る超強力吸引車から、高層階やバキュームホースを引くことが難しい場所に対応するエコマイクロクリーナーまで、さまざまな特殊車両と専門機材を多種そろえており、抜群の機動力を誇る。

 リサイクルプラントでは、汚泥を脱水処理して堆肥原料となる「脱水ケーキ」を生成、堆肥生産業者に供給することで高品質な有機堆肥に加工される。汚泥をできるかぎり再生資源化することを試みる。

 このようなゼロエミッション(廃棄物ゼロ)への貢献と取り組みが評価され、13年にエコアスは「平成25年度福岡県ゼロエミッション推進事業者表彰」を受賞した。

 また、長年蓄積してきた実績と経験を基に、産業廃棄物に関するあらゆるノウハウを排出事業者へ提案するコンサルティングも行っている。加盟団体である(公社)福岡県産業資源循環協会と連携をとりながら、関係法令、処理方法をはじめ、排出事業者と処理業者にとって最も適正かつ効率的な処理(収集運搬・処分)を提案する。

時代のニーズに合わせた廃棄物処理で、これからも社会に貢献し続ける

 世界は、環境問題への関心の高まりと、新型コロナウイルス感染症拡大などを契機として、オフィスビルにはより高度な衛生管理を求めるようになった。福岡市はアジアの玄関口としてさまざまな企業やインバウンド観光客誘致を掲げており、福岡市近辺に進出する外資系企業や高品質なサービスを提供する宿泊・観光施設は、設備や運用において環境などに配慮したひときわ高い水準を求めるようになっている。同社はそのようなニーズの高まりに応えて、23年に福岡県ならびに福岡市のSDGs事業者にも登録した。

    エコアス代表の大澤氏は、社外では(公社)福岡県産業資源循環協会(旧・産業廃棄物協会)の理事も務める。19年には、適正処理・啓発部会の会長としての活動などが評価され、「福岡県環境保全功労者知事表彰」を受賞した。また、23年には同年度の「地域環境保全功労者環境大臣表彰」を受賞した。同賞は毎年6月の環境月間に、環境保全、地域環境保全および地域環境美化に関して、顕著な功績があった者(または団体)に対して、その功績をたたえるため環境大臣が表彰するものである。大澤氏の受賞理由については、不法投棄物撤去事業への取り組みと、(公社)福岡県産業資源循環協会の理事を務めたことをはじめとして、長年にわたる生活環境保全への尽力が評価されたことによる。

 エコアスはこれからも、九州北部を中心としたビル・施設の商業活動を支える衛生インフラ管理の№1として、地域と社会と環境に貢献し続ける。


<COMPANY INFORMATION>
代 表:大澤 清和
所在地:福岡市博多区西月隈4-8-32(本社)
    福岡市博多区西月隈4-932-1,2(汚泥リサイクルプラント)
設 立:2004年4月
資本金:1,000万円
TEL:092-504-8390
URL:https://www.ecoas.co.jp

<RECRUIT>
募集職種:(1)営業職、(2)現場作業職
応募資格:未経験者歓迎
採用実績:2022年度/3人
採用予定:(1)2人、(2)2人
問合せ先:092-504-8390/info@ecoas.co.jp
採用担当:総務部、人事・採用担当係


<プロフィール>
大澤清和
(おおさわ・きよかず)
1953年、佐賀県唐津市生まれ。法政大学法学部卒。(公社)福岡県産業資源循環協会理事を務める。趣味はゴルフ、映画鑑賞、音楽鑑賞。信条は「意志あるところに道は開ける。諦めずに、そして成し遂げる、皆の笑顔の為に。」

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