良質な建築創出を通じて都市発展に寄与する建築設計のプロフェッショナル集団
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(株)手島建築設計事務所
建築設計をトータルでサポート
活躍の舞台は関東・関西にも1971年2月の創業以来、誠実で丁寧な業務を心がけることで、民間企業や自治体、官公庁などの顧客との厚い信頼関係を築きながら、半世紀以上におよぶ業歴を重ねてきた(株)手島建築設計事務所。同社はこれまで、オフィスビルや工場、マンションなどの住宅施設、商業施設・ホテル、高速道路SA・PAなどの交通インフラ施設、学校やコミュニティセンター等の文化・教育施設、クリニックや介護施設等の医療・福祉施設など、生活の充実や地域の発展に寄与する社会の基盤となる多種多様な建築物の設計を手がけながら、良質な建築を創出することを通じてまちづくりの一端を担い、社会への貢献を行ってきた。
同社は建築設計のプロフェッショナル集団として、「クライアントの求めるものは何か」「社会が必要としているものは何か」などを意識しながら、常に柔軟な視点をもってプロジェクトを進行。調査・企画から基本設計、実施設計、許可申請、工事監理まで、トータルでのサポートを行っている。現在は、東京の本社と福岡本社のほか、大阪支社と名古屋営業所を構え、それぞれのエリアで事業を展開。社員の約半数は創業の地である福岡にいるものの、近年は福岡以外の仕事のウェイトが上がってきているという。
「もちろん福岡での仕事も精力的に行っていますが、近年は関東や関西、中部エリアでの仕事がかなり増えてきています。というのも福岡は九州のなかでは元気が良い都市とされ、伸び代も大きいように見られていますが、関東や関西はそもそもの分母がケタ違いです。そのため福岡だけに絞るのではなく、関東や関西などにも活躍の場を広げていかないと、いずれ頭打ちになってしまいますし、関東・関西で得た技術やノウハウを福岡にフィードバックすることで、福岡の発展にも寄与していきたいと思います」と同社代表取締役社長・手島誠氏は話す。
最新技術も積極的に導入し、
トレンドの変化に素早く対応近年はコロナ禍の影響で、感染拡大防止のために業務やサービスの形態を「新しい生活様式」に対応させる必要が生じ、さまざまな業界に急激な変化の波が訪れた。その代表的なものが、テレワークの導入・実施による働き方の変化だ。そうした変化は、建築設計の世界においてもクライアントからのニーズというかたちで表れ、たとえば感染症対策を意識したオフィスの間取りや動線設計、住宅における書斎の復活などが、一時は設計のトレンドだった。だが、5類移行などのコロナ禍の落ち着きとともに、そうしたトレンドもすでに次のステージに移行しているという。
「最近ではエネルギー事情の変化や、LGBTQなどの多様性な考え方の登場によって、建築設計に対するクライアントからのニーズは常に変化しています。たとえばエネルギー効率の良さを重視した設計だったり、多様性に配慮したトイレ設計だったりなど、SDGsでいう『エネルギー』や『環境』『多様性』などの要素を取り入れた設計が求められるケースが増えてきました。また近年は、とくに大型のプロジェクトになると、BCPの観点からも『千年に一度』レベルの災害を想定した防災性能を求められるケースもあります。一方で、コロナ禍の副産物として、働き方改革を意識した設計―たとえば会議室をブランチオフィスとして使えるような仕様は、今もトレンドとして残っています」(手島社長)。
同社では、こうした設計のトレンドの変化にも柔軟に対応できるよう、最新の情報の収集や新たな技術の導入などに注力。その1つとして、たとえば建築設計におけるパラダイムシフトといわれる「BIM(ビム)」も積極的に導入している。BIMは、コンピューター上の3次元の仮想空間のなかに模型のように建物を組み上げる設計手法で、設計から施工、維持管理までのあらゆる工程でデータを一元的に管理することが可能で、視覚的な伝達性にも優れるなど数々のメリットを有する一方で、導入から実用化に至るまでのハードルが非常に高いことが難点だ。
「当社でも現状、プレゼンなどの場ではBIMを効果的に活用できていますが、設計業務全般でBIMによる省力化が図れているかというと、まだ道半ばです。業界内でも、大手はとくに中小ではまだそれほど導入は進んでいないようですが、先々のことを考えると、いずれBIMによる設計が主流になっていくでしょう。そのときに乗り遅れないよう、当社でもしっかりと実務レベルでの導入を進めていきます」(手島社長)。
多種多様な提案で
あらゆる設計分野に対応建築設計の面白みについては、「自分が設計したものがリアルな建築物として現実世界に生み出されるのは、ほかでは味わえない面白みだと思います」と話す手島社長。
同社では意匠設計・構造設計・設備設計とあらゆる設計分野に対応できる強みがあるほか、官公庁施設・オフィスビルをはじめ、高速道路・福祉施設・学校など、社会のインフラを担う案件の実績も豊富に有しており、社員各人の活躍の場は多岐にわたっている。現在は福岡に20人、東京12人、大阪8人、名古屋5人という陣容だが、多く寄せられる官公庁や民間の案件に対応すべく、さらに陣容を厚くしていきたい意向だという。そのため毎年新卒を採用するほか、中途社員も積極的に採用。また、育休が取りやすい体制など、働きやすい環境の整備にも努めている。
「我々の設計の世界は、クライアントから細かなオーダーを受けてという仕事ももちろんありますが、こちらから提案を出すケースが多くあります。そのときそのときの条件に合わせて適切な提案を行っていくためにも、さまざまな考え方に基づく多種多様な引き出しが必要になります。そのため、いろいろな考え方を取り入れるためにも、新たな社員を積極的に採用していきたいと思いますし、各人の個性や長所を伸ばしていけるような会社でありたいと思っています」(手島社長)。
<COMPANY INFORMATION>
代表取締役会長:手島 博士
代表取締役社長:手島 誠
所在地:東京都港区芝1-13-16(本社)
福岡市中央区清川3-21-9(福岡本社)
設 立:1976年9月
資本金:1,000万円
TEL:03-3457-6761(本社)
092-522-5311(福岡本社)
URL:http://www.teshima-at.co.jp<RECRUIT>
募集職種:建築設計士
応募資格:建築・設備設計の経験者、
一級・二級建築士の有資格者
採用実績:2023年度/新卒2人
採用予定:若干名
問合せ先:03-3457-6761(東京)
採用担当:大塚
<プロフィール>
手島 誠(てしま・まこと)
1971年11月生まれ。93年4月、(株)手島建築設計事務所に入社。2017年1月に代表取締役社長に就任。法人名
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