九州初の半導体産業展が来年9月開催へ

    第1 回 [九州]半導体産業展が来年9月25日、26日にマリンメッセ福岡（福岡市）で開催されることが決まった。[九州]半導体産業展実行委員会（実行委員長：安浦寛人・九州大学前副学長）。九州地域では初の半導体産業に特化した展示会という。

　目的は（1）九州地域、ひいては日本全体の半導体産業の発展・成長に寄与すること、（2）九州地域半導体産業の課題である「人材の育成」「サプライチェーンの強靭化」の解決に寄与すること、（3）九州地域が「アジア半導体産業の中心地」となるための一助となることの3点。経済産業省九州経済産業局の他、福岡県など九州5 県などが後援に名を連ねる。

　出展製品に関しては、以下のものを想定しているという。

（1）半導体設計
　半導体設計サービス、半導体設計ツール、半導体設計受託
（2）半導体製造装置・設備・ソフトウェア
　半導体用設計装置、マスク製造用装置、ウェーハ製造用装置、ウェーハプロセス用装置、組立用装置、半導体製造用ソフトウェア、その他関連装置 など
（3）半導体製造用部品・材料
　プロセス材料、テスト材料、組み立て材料、基板、パーツ・サブシステム など
（4）半導体検査・テスト
　半導体検査装置/サービス、試験・測定・分析装置/サービス など
（5）半導体工場用設備・備品
（6）半導体業界向け人材派遣サービス
（7）その他関連製品・サービス

　服部誠太郎・福岡県知事は、開催決定を受けて、次のコメントを発表している。

【茅野　雅弘】