2024年12月26日( 木 )

【読者投稿】現在の湯布院は落ち着きのない温泉地

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 NetIB-NEWSでは、読者のご意見を積極的に紹介し、議論の場を提供していきたい。
 今回は、「老舗温泉旅館玉の湯と由布市行政による住民いじめ(1)」に関する読者の意見を紹介する。

 現在、問題となり地域の課題として存在している事柄を、事実としてこのように社会に対して提供することについて、もはや本来木鐸である新聞やテレビにはその働きを望むべくもありません。

 データ・マックスの記事はいつも欠かさず見ておりますが、これまでなかなか地元大分に関する記事にはお目にかかれませんでした。しかし今回は、わざわざ当地まで足を運んでいただき、このような記事にまとめて事実を知らせてくれたことに感謝申し上げます。

 余計なことを言いますと、本来、湯布院は田舎の温泉地であり観光地ではないと、私は今でも思っております。それは、有名ではなかった時代の湯布院が好きだったからです。現在は落ち着かない場所になってしまっており、もはや足も遠のいています。

 あり余る金銭で余剰のものを増やすより、現地に住んでいる人々のために何ができるのか? 観光地といっても、そこで暮らす人々が地元を支えているのですから、まずそれをクリアーしたうえでこそ良き観光地も存在するのではないでしょうか?

 玉の湯も50年以上前に泊ったことはあります。私が思うに、今後、湯布院は新規な開発で盛り上げる地域ではなく、歴史ある観光資源がすでに数多くあるのですから、それらの老舗を守っていかれることに未来があるのではないでしょうか。開発によって新しいものをつくっても、失われたものはもはや戻ることはありません。後の世に後悔しないように、関係各位にはその点をよく考えていただきたいと思います。。

 データ・マックスには、重ねて感謝いたします。これからも、「九州の雄」としてご発展を願っております。

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