2024年11月23日( 土 )

福岡県、東宝ホームらと省エネ住宅の普及目指し協定締結

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 福岡県はこのほど、東宝ホーム(株)、ならびに住宅用太陽光発電設備を初期費用無料で提供する『シェアでんき』事業などを展開する、(株)シェアリングエネルギー(東京都港区、上村一行代表)と、省エネ住宅およびPPA事業の普及に関する協定を締結した。

 これにより、東宝ホームは福岡県内で省エネ性能断熱等性能等級6以上の住宅を20戸(等級7は最大10戸)整備し、シェアリングエネルギーが同住宅に太陽光発電設備を供給する。県は、整備にかかる費用の一部を補助する。補助金の額は、ハウスビルダーに対しては断熱等性能等級6が20万円、同7が100万円(国やその他の補助金との併用可能)。PPA事業者に対しては、発電出力1kWあたり8万円(住宅1戸あたりの上限は40万円)となっている。

 県は同協定に基づく事業を通じて、省エネ住宅の普及啓発に弾みをつけたい考えだ。

※PPA…Power Purchase Agreementの略。初期費用をかけず太陽光発電設備を導入可能な仕組み。 ^

【代 源太朗】

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