あの“指差しおじさん”の立志伝 書籍化に続いてまさかの舞台化!?
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福岡都市圏内では「指差しおじさん」の真っ赤な看板ですっかりお馴染みとなった、テイクアウト専門の唐揚げ店「博多とよ唐亭」。同店を展開する(株)喰道楽の代表取締役社長・豊永憲司氏──例の指差しおじさん本人が、自身の自叙伝を上梓したのが今年1月のことだった。
豊永社長自身がこれまで経験してきた数々の失敗談や成功に至るまでの試行錯誤の過程、とよ唐亭の誕生秘話、そして支えてくれるスタッフやお客さまへの感謝の想いなどがありありと綴られている同書。この本が舞台関係者の目にとどまり、「ぜひ舞台化させてください」と熱烈なオファーを受けたのが、今年春のことだという。そこから、あれよあれよと話が進行。このたび、ついに上演の運びとなった。
舞台「繁盛店にはわけがある」は12月13日から17日までの5日間の日程で、福岡市祇園音楽・演劇練習場「ぽんプラザホール」(博多区)で上演される。主役である豊永社長に扮するのは、お笑いコンビ「土居上野」の土居祥平氏(ワタナベエンターテインメント)。作・演出は川口大樹氏(万能グローブ ガラパゴスダイナモス)が手がける。
ストーリーは原作となる書籍の内容をベースとしながらも、そこに舞台オリジナルのアレンジを加味。さまざまな出会いと別れを経験しながら豊永社長が歩んできたデコボコの道のりを、笑いあり・涙ありの人情劇としてまとめている。
「脚本などはいろいろと口出しすることなく、プロの方々にお任せしております。自分の半生が舞台化されることに気恥ずかしい思いも少々ありますが、多くの方々に観にきていただけると嬉しいですね」(豊永社長)。
【坂田 憲治】
■INFORMATION
舞台「繁盛店にはわけがある」<劇場>
ぽんプラザホール
(福岡市博多区祇園町8-3ぽんプラザ4F)
<公演期間>
12月13日(水)~17日(日)
<開演時間>
13日:19時半
14日:19時
15・16日:14時/19時
17日:14時
<料金>
前売券4,000円/当日券4,500円ほか
※全席自由、未就学児入場不可
<購入>
チケットぴあ(Pコード:521-771)ほか
<原作>
豊永憲司「繁盛店にはわけがある」(梓書院)
<企画・製作>
Tria Entertainment Agency法人名
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