2024年11月23日( 土 )

OCHIホールディングス中間決算 住宅着工戸数減により減益

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 OCHIホールディングス(株)(本社:福岡市中央区、越智通広代表)は2024年3月期第2四半期の連結決算(日本基準)を発表した。それによると、売上高は566億4,500万円(前年同期比0.6%増)、営業利益は12億4,000万円(同16.9%減)、経常利益は15億3,200万円(同14.5%減)、四半期純利益は9億8,100万円(同19.1%減)となった。 
 住宅関連業界では、建築資材や住設機器の値上がりによる住宅建築価格の上昇、物価高による住宅取得に対する消費者マインドの低下により、同社中間決算期における新設住宅着工戸数は前年同期比6.2%減、同社グループの主なターゲットとなる持家・分譲戸建住宅の着工戸数は同8.9%減となっている。

 それらを要因として、同社の建材事業の売上高は344億300万円(同0.2%減)、営業利益は5億1,600万円(同15.5%減)、加工事業は木材価格も下落も加わって、売上高は75億7,200万円(同22.4%減)、営業利益は4億8,200万円(同42.9%減)となった。一方、エンジニアリング事業では、前期に子会社化した日本調査(株)と芳賀屋建設(株)の業績が寄与したとして、売上高は45億9,300万円(同103.0%増)、営業利益は4億6,900万円(同115.5%増)となった。

 通期予想については、売上高1,200億円(前期比3.8%増)、営業利益27億5,000万円(同6.7%減)、経常利益32億円(同9.4%減)、当期純利益20億5,000万円(同17.5%減)と減益を見込んでいる。

【寺村朋輝】

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