訪れる人々が幸せと愛で満たされる時間に 福岡を光がつなぐ「クリスマスアドベント」
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(株)サエキジャパン
福岡の冬を代表するイベントに
福岡クリスマスマーケットが初めて開催されたのは2013年の冬、現在と同じJR博多駅前広場だった。当時、クリスマスマーケットは福岡での認知度が高くなかったが、初年度の開催で約130万人が来場。以降も回を重ねるごとに進化しており、来場者数は年々増加。今では全世代的に支持される「冬の風物詩」となった。23年には、6会場のクリスマスマーケットと中洲でのイルミネーションが「クリスマスアドベント」として総称された。
23年の開催で11回目を迎え、さらに規模が拡大。旧福岡県公会堂貴賓館(以下、貴賓館)や天神中央公園、さらに23年4月に開業したばかりの大名ガーデンシティでもイルミネーションやヒュッテ(露店)の出店が行われた。初年度はJR博多駅前広場で8店舗が営業していたが、年々その数は増え、23年には6会場合わせて約100店舗となった。
「まわって楽しい冬の福岡」は実現のさなか
クリスマスマーケットは会場ごとに異なる見所をもつ。23年の新会場の1つとなった貴賓館に足を踏み入れると170体近くのサンタクロースの人形がズラリと並ぶ光景に圧倒される。訪れた人々はその光景に驚きつつ、会場内を歩きながら写真を撮っていた。
一方で、隣接する天神中央公園は異なる雰囲気が漂う。芝生を中心に立ち並ぶ木々はイルミネーションで彩られ、光の道を作る。落ち着いた空間が演出された公園内を歩きながら、ヒュッテの食べ物や飲み物を味わいつつ、ゆっくりとそのひとときを楽しむことができる。
同社が目指すのは「まわって楽しい冬の福岡」。これについて佐伯岳大社長はまだまだ伸びしろを感じているようだ。「イルミネーションの光は徐々につながってきましたが、それが充実していくだけでは意味がありません。訪れたすべての方々自身が『サンタクロース』になって、心から幸せを感じられるようなものにしていきたいです。街中が幸せや愛で溢れるような雰囲気をさらにつくっていきたいです」と語る。
23年に加わった3つの新会場のみならず、JR博多駅前広場の会場もアートや音楽など文化的な要素を高めていきたいという。会場ごとに異なるコンセプトやその過ごし方に合わせ、今後もバージョンアップが行われる予定だ。冬の福岡はますます魅力的になるに違いない。
【杉町 彩紗】
<COMPANY INFORMATION>
(株)サエキジャパン
代 表:佐伯 岳大
所在地:福岡市中央区清川3-21-10
設 立:2007年8月
資本金:300万円
URL:http://saekijapan.jp法人名
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