2024年11月22日( 金 )

おかげさまで創業60周年 皆さまとともに革新の先にある未来へ

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

(株)竹田商会

 1964年の創業以来、絶え間なく成長を続けてきた(株)竹田商会は、今年、創業60周年を迎える。役目を終えた鉄を回収し、再生された鋼材を仕入れ、顧客のニーズに応えて加工を施し迅速に現場へ届けることを通して、社会基盤を支える役割をはたしてきた。資源や人材をめぐる環境が大きく変わりつつある激動の時代。竹田商会は、これからも鉄を通して地域・社会に貢献し、皆さまとともに歩み続ける。

鉄を通して社会に貢献する

宇美鋼材倉庫内での様子
宇美鋼材倉庫内での様子

 持続可能な社会の建設を目指すうえで、再生資源リサイクルへの要請はかつてないほど高まっている。

 (株)竹田商会は、金属原料部門、鋼材販売部門、鋼材加工部門、建設部門の4つの部門からなり、このうち金属原料部門では鉄スクラップを処理して金属原料として鉄鋼メーカーへ納入するとともに、スクラップを取り出す前の建物の解体にも対応。スクラップの納入先メーカーで再生された鋼材を仕入れ、特殊な加工を施して、お客さまの現場へ迅速に配達している。

 また鋼材販売部門では、2021年12月に筑前町の朝倉鋼材流通センターを稼働させ、新しい物流拠点として九州全域への配送時間の短縮に努め、鋼材加工部門では宇美鋼材倉庫にレーザー切断機をはじめとした設備を次々に導入して加工体勢をより強化している。

 常に時代の変化を捉え、顧客のニーズに広く応える鋼材販売企業として、特殊な鋼材加工技術にこれからも磨きをかけていく。

人材を育てる企業として

(株)竹田商会 代表取締役会長 竹田奉正 氏
(株)竹田商会
代表取締役会長 竹田 奉正 氏

    人材をめぐる環境は今や大きく変わりつつある。少子高齢化のなかで社会の基盤を支える鉄鋼業界は社会的な使命をはたし続けなければならない。これからの業界を担う若手の人材をいかにして確保していくのか。そのためには業界全体が社会の変化をとらえて、若者の働く業界として魅力を増していく必要がある。社員の福利厚生を整えて、若者が安心して働き、家族とともに暮らすことができるよう、業界全体に働き掛けることが求められている。
 竹田商会はスクラップの回収および鉄鋼販売のリーディングカンパニーとして、時代を先取りし、革新的に事業に取り組むことで、次なるステージを目指す。

【寺村朋輝】


<COMPANY INFORMATION>
(株)竹田商会

代 表:竹田奉正
所在地:福岡市博多区上牟田1-17-21
創 業:1964年8月
設 立:1980年12月
資本金:3,000万円
TEL:092-432-0088
URL:https://www.takeda-shokai.com

関連記事