2024年12月22日( 日 )

ハンズマン、2024年6月期中間決算は増収も大幅な減益、通期も同予想

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 ホームセンターを運営する(株)ハンズマン(本社:宮崎県都城市、大薗誠司代表、東証スタンダード)はこのほど、2024年6月期の中間決算を発表した。それによると、売上高は168億6,900万(前年同期比8.6%増)、営業利益は3億8,500万円(同56.4%減)、経常利益は4億9,100万円(同51.0%減)、四半期純利益は3億3,300万円(前期比51.5%減)で、増収も大幅な減益となった。

 同社は減益の要因について、新型コロナウイルスの影響が一部緩和されたものの、物価高を背景とする買い控えの影響により売上高の増加が抑えられたことや、利益面においては、原材料価格の高止まりや円安の影響で仕入価格が上昇していることで売上総利益率が前年同期比0.4ポイント低下の31.9%となったことに加え、新規出店にともなう費用や人件費の増加などにより販売費および一般管理費が前年同期比120.8%と増加したことから、大幅な減益になったとしている。

 通期の業績予想について昨年8月の期初予想から下方修正を行っており、売上高は347億5,000万円(前期比12.6%増)、営業利益は10億6,000万円(同31.5%減)、経常利益は12億8,000万円(同27.5%減)、当期純利益は8億7,000万円(同27.5%減)。増収も減益を予想している。

【寺村朋輝】

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