2024年12月22日( 日 )

コロナ禍の留学生社会へ旅立つ 国際貢献専門大学校卒業式

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国際貢献専門大学校令和5年度卒業式
国際貢献専門大学校 令和5年度 卒業式

 (学)宮田学園(福岡市南区)が運営する国際貢献専門大学校の第9回卒業式が3月15日、福岡市男女共同参画センター・アミカスにて行われた。同専門学校は2014年4月にグローバル人材を育成することを目的に設立され、グローバルキャリア日本語教師養成学科、国際ワーキングスタディ学科、ITビジネス学科の3つのコースが設置されている。ITビジネス学科は21年3月に職業実践専門課程文部科学省認定校に認定された。

 令和5年度の卒業生は計37名。同法人が運営する西日本国際教育学院から進学してきた学生が大半を占めており、コロナ禍の影響で入学してくる学生が少なかった。

宮田智栄学長
宮田 智栄 学長

    宮田智栄学長は式辞で、「留学生の皆さんが日本人の心を専門学校で身に着け、日本人と変わらない顔つきをしていることを嬉しく思う。日本人の若者と同様の教育を受けてきたことに自信をもって仕事に臨んでほしい。きっと活躍できる」と激励の言葉を送った。

    来賓祝辞には防衛副大臣兼内閣府副大臣の鬼木誠氏秘書の濵崎耕太郎氏(鬼木副大臣の代読)、(株)トライアルカンパニー人力開発室室長伊崎新悟氏などが登壇。濵崎氏は「文化の違う日本でたくさんの経験を積み、立派に卒業された皆さんは、誇りをもって困難に立ち向かってほしい」と鬼木副大臣の代読として祝辞を読み上げた。

 故郷を離れ、日本でさまざまなことを学び、社会へと飛び立っていく学生たち。人手不足が深刻となるなかで、今後さらに日本社会において重要な存在を担っていくことになるだろう。

【岩本 願】

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