2024年11月23日( 土 )

OCHIホールディングス、24年3月期決算は減収減益 来期は増収増益予想

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 8日、OCHIホールディングス(株)(本社:福岡市中央区、越智通広代表)は2024年3月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は1,133億6,600万円(前期比1.9%減)、営業利益は21億5,500万円(同26.8%減)、経常利益は27億3,100万円(同22.7%減)、当期純利益は20億9,300万円(同15.7%減)で、減収減益となった。

 主な決算要因としては、住宅関連業界における建築資材や住設機器の値上がりによる住宅建築価格の上昇と、物価高による住宅取得に対する消費者マインドの低下による持家・分譲戸建住宅の着工戸数減少の影響を受けて、主力の建材事業の売上高は699億2,700万円(同1.7%減)、セグメント利益は8億700万円(同38.5%減)となり、他事業では増収増益があったものの、大きく足を引っ張った。

 来期(25年3月期)の業績予想については、売上高は1,250億円(同10.3%増)、営業利益は28億円(同29.9%増)、経常利益は34億円(同24.5%増)、当期純利益は21億円(同0.3%増)で、増収増益を予想しています。

【寺村朋輝】

関連キーワード

関連記事